週末に疲れが残るとき|休み方を決めつけずに見直す
週末になっても疲れが残り、「休んだはずなのに回復した感じがしない」と思うことがあります。週末の疲れを仕事との切替不足だけで説明することはできません。睡眠や体調、仕事量、生活上の負担など、さまざまなことが関係する場合があります。
仕事のことが頭から離れず休みにくい人は、仕事から心理的に距離を置く工夫を試せることがあります。厚生労働省の「こころの耳」も、勤務後や休日に仕事のことを忘れられる休み方を選ぶ考え方を紹介しています。ただし、誰にでも同じやり方が合うとは限りません。
休みの日の過ごし方を選ぶ
仕事から距離を置く方法を決める
仕事の連絡を見るたびに気持ちが戻る人は、勤務先のルールや担当業務に支障がない範囲で、連絡を確認する時間を決める、未完了の用件をメモして次に確認する時刻を決めるなどを試せます。仕事のことを考えないように無理に抑えたり、金曜のうちに仕事をすべて終わらせたりする必要はありません。
外出や散歩をする
気分転換になりそうなら、短く外を歩く、近所に出かけるなどの活動を選べます。散歩をすれば仕事の考えが消える、疲れが取れると保証できるものではありません。疲労や体調に合わせ、休むことと活動することのどちらが今の自分に合うか考えてください。
休息や好きなことに時間を使う
静かに過ごす、読書や趣味を楽しむ、睡眠を取るなども休み方の選択肢です。「何もしないのが正解」と一律に決めず、休んで楽になるか、かえって気持ちが沈むかなど、自分の状態を見ながら調整しましょう。厚生労働省の睡眠ガイドは、必要な睡眠時間に個人差があることを示しています。休日に一律の時間まで寝ることを勧めるものではありません。
次の週に向けて、小さく準備する
翌週の予定が気になって休めない場合は、必要な用件を短く書き出しておくと、後から確認する手がかりになります。準備をすると安心できる人もいますが、仕事の予定を考えることが休みの負担になる人もいます。時間や内容を決めつけず、自分が落ち着ける範囲で行ってください。
疲れが続くときは
睡眠を取っても疲れや眠気が続く、仕事や生活に支障が出ている、気分の落ち込みや不安が長引く場合は、休日の過ごし方だけで対処し続けず、かかりつけ医や職場の産業保健スタッフに相談してください。働き方や仕事量が負担になっていると感じる場合は、上司や産業保健スタッフ、厚生労働省の「こころの耳」などに相談する方法があります。
胸の痛み、息苦しさ、激しい痛みなど急な強い症状がある場合は、休み方の工夫に頼らず、速やかに医療機関へ相談してください。
参考情報
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
- 厚生労働省「こころの耳」働く人の過労徴候度セルフチェック
- 厚生労働省「こころの耳」ストレス対処法としての生活習慣
- 厚生労働省「こころの耳」働く人の相談窓口
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