首・肩のコリがストレスの原因に?ネックケアで心も軽く
「なんだか気分が落ち込む」 「やる気が出ない」
その原因、もしかしたら**「首のコリ」**にあるかもしれません。 首には重要な神経や血管が密集しており、ここが凝り固まると、体だけでなく心にも不調をきたします。
首こり病(頚性神経筋症候群)とは?
パソコンやスマホの普及により、うつむき姿勢を長時間続けることで、首の後ろの筋肉が異常に緊張する状態です。 首の筋肉が硬くなると、その近くを通る**副交感神経(リラックス神経)**の働きが阻害されます。
その結果、交感神経ばかりが優位になり、以下のような「自律神経失調症状」が現れます。
- 頭痛、めまい
- 不眠
- イライラ、不安感
- ドライアイ
- 倦怠感
自分でできるネックケア
1. 首を温める(ホットタオル)
最も簡単で効果的な方法です。 濡らしたタオルをレンジで1分ほど温め、首の後ろに当てます。 血流が良くなり、筋肉が緩むだけでなく、副交感神経のスイッチが入ります。 市販の「蒸気で温めるシート」を使うのもおすすめです。
2. 顎(あご)を引く意識
スマホを見る時、どうしても頭が前に出てしまいます。 頭の重さは約5kg(ボーリングの球くらい)。うつむくと、首にはその数倍の負荷がかかります。
- スマホを目線の高さまで上げる。
- 耳の位置が肩の真上に来るように意識する。
3. 首のストレッチ
- 右手で左のこめかみを持ち、頭を右真横に倒す(首の左側を伸ばす)。
- そのまま少し下を向く(首の左後ろを伸ばす)。
- 反対側も同様に。
※首をグルグル回すのは、神経を傷つける恐れがあるため、ゆっくり行ってください。
枕もネックケアの一部
寝ている時間は、首を休ませる唯一の時間です。 しかし、枕が合っていないと、寝ている間も首の筋肉が緊張し続けてしまいます。
「朝起きた時に首が痛い」のは、枕が合っていない証拠です。 首のカーブを優しく支えてくれる枕を選ぶことは、メンタルヘルスケアそのものです。
首への負担を軽減 安眠枕 Z ネックサポート形状で、寝ている間の首の緊張を解きます。
首が軽くなれば、心も軽くなる。 物理的なアプローチで、心の霧を晴らしましょう。🌿